一度行ったらまた行きたくなる。
という医院づくりを。

私のこだわりは、私が歯医者になった経緯を呼んでいただくと分かっていただけると思います。

当医院は、前院長(父)が1974年(昭和49年)に当地で開業して以来、一般歯科として地域医療に従事してきました。現在では当然のように父の後を継ぐというような形になっていますが、私の幼い頃の夢はコックになることでした。小学校のアルバムにもそのように書いた記憶があります。その頃はテレビで料理番組を見ては、よく母の料理の手伝いをし、作っては食べるという習慣がついていました。それがたたって小学生時代は肥満児であり、その影響もあり、今でも少し気を許すとすぐに太ってしまい、今ではダイエットが私の年間の行事になりつつあります。

そんな食いしん坊だった私は、歯医者の子であるにもかかわらず人より虫歯が多く、よく父に治療してもらっていました。やはりその時の治療の印象は、「痛い・怖い」というイメージしか残っていませんし、誰よりも怖がりだった私は逃げ回ってよく泣いていたのを憶えています。誰よりも痛みに対しての恐怖心は強く、それを自分で体験し身にしみて感じているので、誰よりも痛くないツボを押さえていますし、痛みなく治療する自信があります。それが、「痛くない治療」を私のモットーの1つとしている理由です。

余談が長くなりましたが、コックから歯医者に転じたきっかけはというと、今までに2つあり、ひとつは、中学時代ラグビー部に所属していましたが、ある日練習で顎の骨を折る大怪我をしました。その時に、いち町医者である父が大学病院にでも送らないといけないような怪我を必死に治療してくれたのです。父の治療の甲斐あって怪我は完治し、その時に歯医者というのは人を助けられる素晴らしい職業であると感じたのです。

ふたつ目は、私自身幼い頃に病気をし、薬の影響で歯が茶色くなってしまい、口を大きく開けて笑う事にすごくコンプレックスを持っていたのですが、これもまた父に、今でいう審美治療をしてもらい、今ではコンプレックスもなく笑える、人と話が出来るという状況になったのです。
そのように自分の身をもって歯医者と係わりの中で貴重な体験をし、歯医者というのは、病気だけを治すというだけではなく、人の心のケアまで出来る魅力ある職業であると感じ歯医者になったという経緯があります。

その甲斐もあってか、先程も書きましたが、患者様の感じておられることは人一倍わかるつもりでいますし、大学卒業後、勤務しているおくだ歯科では、技術はもちろんのこと、患者様に対するホスピタリティー(心のこもったおもてなし)を叩き込まれ、そういった総合的な患者様のフォローには自信があり、患者様とは真の信頼関係が築けるのではと確信しています。

ホスピタリティー=ディズニーランドという図式があるように一度行ったらまた行きたくなるというような医院づくりを目指します。